そのために「女性を教育すること(educate girls)」を挙げている。その実証結果(理由)として
母親の就学年数が上昇すると、子供の健康と教育、および大人の生産性に測定可能な影響を与える。■最貧国の闇を照らす、女性のための「ベアフット・カレッジ」[WIRED.jp]
アフリカでは、5年の教育を受けた母親の子供が5歳以上まで生き延びる確率は40%高い。
母親の就学年数が1年多いと、乳幼児死亡率は5~10%減少する。
教育を受けた女性は婚期が遅く、年上の男性の虐待を受けにくい。
教育期間が4年延びると出生率は1減少する。
女性は他の女性から学ぶため、教育を受けていない女性は、教育を受けた女性の成功したやり方を真似る。
女性は家族のために収入を費やす。
教育を受けた女性が農地で働くと、農業の生産性向上と栄養失調の減少に直接的につながる。
インドのベアフット・カレッジを見習って設立された大学は、これまでに24校に上る。2004年以来、ロイはアフリカ15カ国に加えて、ブータン、アフガニスタン、そしてボリビアから女性たちをキャンパスに招き、ソーラーエンジニアに育て上げるために訓練している。近いうちに、パレスチナからも女性を招ければと考えている。同大学の発表によれば、ソーラーパワー、保健医療、水質検査、社会運動などの技術訓練を受けた女性はこれまでに1万5,000人に上り、その結果として、50万人前後もの人々が、保健医療、飲料水、教育といった基本的なサーヴィスを受けられるようになったのだという。(p.2)女性を教育することで経済水準は飛躍的に向上する。
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