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▼中国主張に法的根拠なし…南シナ海仲裁裁判(読売新聞)
フィリピンの主張をほぼ全面的に認め、「九段線」に「歴史的な権利を主張する法的根拠はない」とする判決を示した。フィリピンは中国が実効支配する南シナ海の岩礁について、「島」「岩」「低潮高地」のいずれに当たるか、判決での明確化を狙い国際仲裁裁判所へ告訴しました。
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判決は、中国が人工島の造成を進める南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島に排他的経済水域(EEZ)や大陸棚は存在しないとの判断を示した。
「岩」の場合は排他的経済水域(EEZ)の設定が不可能となるため、周辺海域での主権的権利を主張することはできなくなります。「低潮高地」であれば、領海もEEZも原則設定できず、中国による岩礁の軍事拠点化の正当性に疑問符が付き、「国連海洋法条約違反」として国際的に避難され、米軍が続ける「高校の自由」作戦に対する批判や、強引な資源開発がしづらくなります。
■参考リンク
・南シナ海問題 仲裁裁判、フィリピンのねらい(NHK)
・南シナ海問題 仲裁裁判、中国の主張は(NHK)
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