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世界産業分類基準(GICS)[economicwalker] |
▼GICSとは?[投資信託の投信資料館]
1999年に米国の格付機関であるスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)と世界的金融グループのモルガン・スタンレー(MSCI)が共同で作成した産業分類「世界産業分類基準(Global Industry Classification Standard)」のことです。S&P500やMSCIワールド指数などのセクター分類のもとになっている世界産業分類基準。2016年8月に、金融セクターに含まれていた不動産がセクターへ昇格されるとのことです。
GICSでは、世界中の産業を10のセクター(エネルギー、素材、資本財・サービス、一般消費財・サービス、生活必需品、ヘルスケア、金融、情報技術、電気通信サービス、公益事業)に分類しています。更に、このセクターを24の産業グループ、67の産業、156の産業サブグループに分類しています。この分類は、金融機関のみならず、国際標準として広く利用されています。
The New GICS Real Estate Sector and S&P U.S. Benchmarks※PDF |
S&P500指数の金融セクターの比率は2月末時点で15.6%。それが9月から金融セクターが12.7%、不動産セクター2.9%なると予測されています。不動産株セクターができると、銀行株や保険株を手放し、新たに不動産株を手当てする必要が出てきます。
トーマス・ボージャリアン「不動産関連で1000億ドル規模の買い需要がありそう。」日本のRIETにも少し影響があるのかもしれませんね。
米国では不動産投資信託(REIT)が不動産株の一種とみなされ、S&P500種にも組み入れられている。恩恵をうけるのは時価総額の大きい米国REITが中心になりそう。GICSを基にした一部の指数には日本のREITも入っている。
via:米の株価指数、「不動産」セクター誕生へ[日経ヴェリタス]
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■関連記事
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米国3大ヘルスケアREITトップのウェルタワーhttps://t.co/UR81VH5bMk— 世界四季報( I oT) (@4ki4) 2016年7月2日
「米国ではベビーブーマー(1945~64年生まれ)世代の高齢化で、向こう20年間に毎日1万人の米国人が65歳を迎える」 pic.twitter.com/WF2wwepDpw
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