2016年11月5日

中国党大会と全人代の違い

◆中国共産党は5年毎の政治サイクルで動く
2012年:7中全会(党大会準備)→【党大会】→1中全会(党人事)
2013年:2中全会(国家機関人事)/3中前回(経済政策)
2014年:4中全会(政策の具体化)
2015年:5中全会(五カ年計画)
2016年:6中全会(文化・党管理など)
2017年:7中全会(党大会準備)→【党大会】→1中全会

中国共産党の重要会議の1つで「党中央委員会第6回全体会議」の略称。約200人の委員を抱える党最高機関の中央委は、全体会議を年1~2回開く。5年に1度しかない党大会に代わり、党の重要政策や人事を決める。via:日経
中国共産党全国代表大会は党の最高機関であり、国家の最高機関である全国人民代表大会(全人代)とは別物である。全人代は共産党員でなくとも選ばれることがあるが、中共党大会よりも権限が小さく、中国共産党の提案を否決することは無い。via:Wikipedia

◆【党大会】(中国共産党全国代表大会)と【全人代】(全国人民代表大会)は違う。

党大会の直後に1中全会(第1回全体会議)を開き党人事を決める。翌年の第2回で閣僚など国家機関の人事を内定し、第3~6回は経済政策などを話し合う。全体会議で決めたことを国会にあたる全人代で追認する。

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