アトランタ連銀 |
米国では最近、GDP統計の変動が激しくなっていて、経済の状況をより幅広く理解するため、GDPプラスやGDPナウといった新たな統計が注目されています。
GDPは個人消費や政府支出などお金を払う側に注目して作られていて、変動の大きい軍事費や在庫などに左右されやすい面があります。このため、フィラデルフィア連銀はGDI=国内総所得と呼ばれるデータを考慮にいれたGDPプラスという指標を公表しています。
GDPプラスはGDPほど振れ幅が大きくないため、冷静な目で経済のトレンドを把握しやすくなります。
もう一つがアトランタ連銀が公表するGDPナウです。GDPナウは1-3月期のGDPをほぼ的中させて注目されました。こちらは日々発表される経済指標を分析し、GDPを毎日算出しています。
GDPナウ=修正力が働いていくGDPというイメージですね。
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