2016年5月2日

極東(中国)~欧州間でケープタウンサイズの用船料がマイナスになる事態が発生

バルチック海運指数 via:東洋経済
バルチック海運指数 via:InvestmentTools.com
低迷する海運市況で興味深い事態が発生しています。

ばら積み船チャーター料 大型安、小型と逆転続く(日経新聞)2016/4/13
「逆転現象が4か月近くも長引くのは異例」

背景にあるのは「中国の『鉄冷え』の影響」だ。ケープサイズは港湾施設の制約などで積み荷が鉄鉱石や原料炭といった鉄鋼原料にほぼ限定される。
中国の鉄鉱石や原料炭の輸入は総じて伸び悩んでおり、荷余り感が強い。

大型船の建造費は1隻あたり4600万ドル程度と中小型戦の2倍弱に達し、用船料が2万ドル以上ないと採算に合わないとされる。

日経新聞 国際「ばら積み船、広がる運休」=海運漂流(息子たちに読んで欲しい日経記事)
日経新聞 2016年4月8日(金)

世界有数の貿易港、シンガポール港の沖合に年明けごろから大型ばら積み船、ケープサイズの姿が目立ち始めた。  貨物を20万トン前後積める船倉はいずれも空っぽ。 洋上でじっと静止している。 運賃や用船料(船主が海運会社から受け取るチャーター料)は「船を動かせば動かすほど赤字が膨らむ」(国内海運大手)水準に落ち込んでいる。

そこで世界の海運各社が取り組んでいるのが船を長期間運休させる「係船」だ。  赤字を維持費相当分に抑えつつ、運行量を減らすことで市場全体の需給バランスを引き締め、市況回復を持つ。

ケープサイズ用船料は現在、1日当たり約2600ドルで採算ラインとされる2万ドルに遠く及ばない。
日経新聞 国際「用船料 マイナス頻発」=極東ー欧州間のバラ積み船(息子たちに読んで欲しい日経記事)
日経新聞 2016年4月28日(木) P.21

 資源を運ぶ「ばら積み船」で、用船料がマイナスとなる状況が一部航路で頻発している。 通常とは逆に、船主が荷主に料金を払って船舶を使ってもらう契約だ。  船舶の需給緩和が激しい極東発欧州域航路の用船料は一時、1日あたりマイナス3000ドルを超えた。

極東―欧州間の航路は往路でブラジルから中国まで鉄鉱石を輸送し、復路でオーストラリアの石炭を積んで欧州に運ぶ主力航路の一つ。  往路の輸送量は中国の経済成長鈍化で伸びがやや鈍っているとはいえ、過去5年間で4割増えた。一方、復路の極東発欧州行きの需要は、欧州の石炭需要の鈍化や南米コロンビアが豪州に変わって石炭産地として台頭してきたことに伴い、往路ほど伸びていない。

▲ばら積み船の需要は往路と復路で差がある
【往路】
・欧州→ブラジル(鉄鉱石を積載)→中国へ  鉄鉱石:1億7300万トン
【復路】
・中国→オーストラリア(石炭を積載)→欧州へ  原料炭:1500万トン
※2014年、日本郵船調査グループ資料から


船主には極東発欧州行きの復路で積み荷を空にして帰る選択肢もあるが、この場合は用船料とは別に1日8000ドル近くかかる燃料代を全額自己負担しなければならない。  船を荷主に貸せば燃料代は荷主負担だ。ほかの航路の市況低迷もあり「たとえ金を払ってでも荷主に船を使ってもらった方がコスト削減になる」との判断がマイナスの用船料を生んでいる。
中国→欧州間で、鉄鋼原料の利用にほぼ限定されるケープサイズの用船料は、中国と中国以外の鉄鋼原料の需給ギャップによりマイナスになることもある。

※船サイズ
ハンディサイズ 3.2万トン 喫水10m
ハンディマックス 5.8万トン 全長200m
パナマックス 6.5万トン 喫水12m 幅32.3m 高さ57.91m 全長294.1m
シーウェイマックス 7.2万トン 喫水7.92m 幅24m 全長226m
スエズマックス 15万トン 喫水16m 幅46m~70.1m 高さ68m
マラッカマックス 30万トン 喫水25m 幅60m 全長470m
ケープサイズ 15万トン以上40万トン
via:ヤフー知恵袋

2016年3月17日

SDR

via:朝日新聞

『SDR』特別引き出し権
お金が足りない → 【IMF】 →  お金が余っている
    A国    ← お金を貸す ←    B国
危機時の「権利」なんですね。

2016年3月13日

スパイクス指数とは

スパイクス spyix vix ボラティリティ指数
via:モーニングサテライト
spyix スパイクス vix指数
via:ビジネスインサイダー
SPYIX(スパイクス)指数
新興の私設電子取引所のBatsが算出した、市場の不安心理の高まりを示す新たなボラティリティ指数です。


VIX指数との違い
共にオプション取引の値動きをもとに算出される指数である点は同じなのですが、算出方法に違いがあります。VIX指数は場立ち取引の指数で算出されるのに対し、スパイクスは電子取引の指数で算出される点に違いがあります。VIX指数は算出に手作業も入りますので遅れが生じることもありますが、スパイクスは確実・迅速にデータを取り込んで算出できるため、相場をリアルタイムに把握することが可能であると言われています。スパイクスはVIX指数のライバル指数になると言われている指数で、今後注目度が高まると考えられます。

2015年11月16日

自動運転を4段階に定義


via;官民ITS構想・ロードマップ2015※pdf
via:プレジデント社

via:完全自動運転に立ちはだかる壁(ニュースイッチ)
via:視野に入った自動運転時代(テレスコープ)
自動運転 レベル4
via:自動運転(朝日デジタル)


ロボットカー - 自動運転の定義(Wikipedia)

国は自動運転を4段階(特定機能の自動化→複合機能の自動化→半自動運転→完全自動運転)に分類している。


2015年11月12日

上海混沌投資(上海カオスインベストメンツ)


混沌呼ぶ中国系ファンド 商品先物や株、大胆な運用で存在感(日経)

10月21日のニュース:混沌呼ぶ中国系ファンド(投資家の鏡)

中国系ヘッジファンドの代表格は上海混沌投資上海カオスインベストメンツで、運用規模は100億元(約2000億円)前後、1月のLMEで銅を大量に売却したことで脚光を浴びた。

中国全土でヘッジファンドを含む私募ファンド数は6月時点で1.39万社、100億元以上は62社ある。上海カオス以外では「敦和投資」「※彗投資」などが有名らしい。



(上)亦
(下)廾

今の時点で中国系の手口を知るには、上海先物取引所が日々開示する会員の持ち高報告書程度に限られているとのこと。

中国総合消費トラッカー

中国総合消費トラッカー ゴールドマン・サックス GS 指標
中国「最後の砦」盤石(シニア・スローライフの裏庭)
米ゴールドマン・サックスが中国小売業の売上高やクレジットカードの利用状況など、消費関連データを基に算出する「中国総合消費トラッカー」という指標がある。6~7月には9%台だった、この指標の前年同月比の伸び率が8月、7%台に急落した。
足元では不穏な動きもありますが、シングルデーは過去最高の売上でしたし個人消費は県庁と見ていいのではないか。、